エビデンスベーストマーケティングの基礎
エビデンスベーストマーケティング(EBM)基礎講座とは?
現代のマーケティングで重要なキーワード―「エビデンス」。本コースは、各業界の大手企業の加盟するEBMI(日本エビデンスベーストマーケティング研究機構)が、満を持して一般向けにも開講する日本で唯一の「EBM基礎講座」です。
※EBMIの加盟企業一覧はこちら
こんな方“お悩み”はありませんか?
マーケティングの様々な情報が溢れる一方で、確固たる判断軸を持てずに悩んでいませんか?
【個人のスキル・思考法】
- 我流でやってきたが、自分の考え方に自信が持てない。
- 新しい情報に振り回され、原理原則が分からない。
- 知識が断片的で、実務でどう使えばいいか確信が持てない。
- 専門家と議論する機会がなく、思考の精度を高められない。
【組織の意思決定】
- 施策の根拠が「経験と勘」で、説明にいつも苦労している。
- チーム内の議論が感覚論で進み、生産性がない。
- 組織に「共通言語」がなく、結局は個人の経験則頼りに。
- チームで体系的に学べる質の高い教育プログラムがない。
【事業の成長戦略】
- 過去の成功パターンが通用せず、売上やシェアが伸び悩んでいる。
- 「顧客理解」を深めても、一向に事業成長に繋がらない。
- EBMを実践しているつもりが、具体的なインパクトを出せない。
- 未顧客を獲得するための具体的な打ち手が見えない。
その悩み、再現性のない“暗黙知”に頼っていることが原因かもしれません。
本講座は、エビデンスに基づく最先端のマーケティングを、実践可能な“形式知”へと転換するプログラムです。
この講座で学べること(一部抜粋)
- 押さえるべき重要な法則 ─ ダブルジョパディの法則、購買重複の法則
- 新規獲得とロイヤリティ向上を両立させる判断軸 ─ “どちらが大事か”ではなく、ブランド状況に応じて配分を最適化する思考法
- 「ボリューム×マージン」で伸ばす二軸戦略(ボリューム戦略/マージン戦略)の使い分け
- カテゴリーエントリーポイント(CEP)の発見と優先順位付け ─ ブランドと結び付ける4ステップ
- 広いリーチ vs 精緻なターゲティング論争を終わらせるエビデンス整理 ─ 実効性の高い広告配置法
- ブランドポートフォリオの「生活文脈の陣取りゲーム」として考え方
- 主力SKUを守りつつライン拡張を成功させる条件と注意点
- 新商品の成功確率・生存率を高めるエビデンスベースの商品開発
- 差別化 vs セイリエンス論争の結論 ─ 「パーセプションは質より量」を証明する研究活用
- 認識変化を段階設計する「リトリーバルデザイン」 とメッセージ開発ステップ
- MMM時代のメディア最適化と“過少投資”リスクの見抜き方
- インクリメンタルROI/機会費用で判断する投資意思決定プロセス
- 「増分リーチ」を拡大するクリエイティブ&メディア原則
- ブランド規模別の値上げ・値下げ指針 ─ 価格弾力性データを読み解くプライシング
- 価格受容域の非対称性と参照価格 を活用した価格設定テクニック
- 価格プロモーションの「できること/できないこと」 の判断基準
- プレミアム化戦略で陥る“ヘビーユーザーの声”への過信を避ける視点
- ROI/ROAS神話の落とし穴と収穫逓減カーブ を踏まえた利益最大化の指標設計
なぜ、この講座があなたの悩みを解決できるのか?
本質的な知識のインプットから実践的に繋がるアウトプットまでを
体系的にデザインしたプログラムだからです。
第一人者から“本質”を直接学べる
講師はベストセラー『戦略ごっこ』著者の芹澤 連 研究主幹。独学ではたどり着けない思考の深層を、本人から直接インストールできます。
6ヶ月で“思考のOS”を書き換える
全13回の長期プログラムを通じて、商品・価格・流通・広告戦略のすべてを事実ベースで考え抜く、マーケティングの土台となる思考法そのものを構築します。
知識を“使える武器”にする
インプットとアウトプットを繰り返す独自の学習サイクルで、「わかる」を「できる」へと確実に転換し、実践で使える知識へと昇華します。
3つの学習体験
【学習】
『戦略ごっこ』を完全インストール
教科書である『戦略ごっこ』をベースにした全8回の座学パート。著者・芹澤の直接解説で、網羅的にEBMの知識をインプットします。
【実践】
わかるを「できる」に変える
全3回のディスカッションパートで、知識をアウトプットし、講師陣、他受講者からのフィードバックを受けることで学びを更に深めます。
【交流】
トップランナーとの「他流試合」
都度開催される懇親会やディスカッションの場での、多様な業界のマーケターや講師陣との交流を通じ、自社の課題を客観視し、思考の幅を広げます。
EBMI認定資格
講座修了者には、下記資格を認証します。名刺や企画書、ポートフォリオなどへの記載が可能です。
EBMI認定エビデンスベーストマーケティングエキスパート
評議員からの推薦コメント・受講者の声
長年のプラニング業務で視点が固定化し、多様化・複雑化するクライアント課題に対し、旧来の戦略手法で意思決定を促すことに危機感を抱いていました。講義を通じて、これまで曖昧になりがちだった業務プロセスに「エビデンス」という強力なロジックが加わったことが大きな収穫です。今後はEBMの考え方を柔軟に取り入れ、成果に繋がるマーケティングを実践していきたいと思います。
受講者A様
担当者の経験やセンスに頼りがちな意識調査ベースの戦略立案に、かねてより疑問を感じていました。今回EBMの考え方を学んだことで、その長年のモヤモヤが晴れた感覚です。特に、実務上の課題についてEBMの観点からケーススタディ形式でアドバイスを頂けたことが有益でした。今後は、客観性に基づいた結論を出す自信に繋がりました。
受講者B様
これまでは施策を近視眼的に評価し、過去の慣習から感覚的に予算配分を決めるなど、ブランド成長を見据えた戦略的な意思決定ができていませんでした。今回、データに基づき市場やブランドの成長法則を学んだことで、EBMを「共通言語」として議論できるようになりました。その結果、短期的な評価から脱却し、限られた予算の中で取り組むべき課題の優先順位を、長期的な視点で戦略的に判断できるようになったのが大きな収穫です。
受講者C様
コース概要・募集要項
コース名 | エビデンスベーストマーケティング(EBM)基礎講座 | |
講師 | 芹澤 連(EBMI 研究主幹/コレクシア 執行役員) | |
アドバイザー | 現役CMO・事業責任者(順次発表予定) | |
目標 | EBMの基礎を理解し、商品/価格/流通/広告を事実ベースで考えられるようになる。 | |
期間 | 6ヶ月間(全13回) ※年2回(春・秋)開催 | |
スケジュール (予定) | 第1期(2025年秋学期) 第1回 (9/4):オリエンテーション リアル開催 第2回 (9/11):講義「新規顧客と離反防止、ロイヤルティのエビデンス」 オンライン 第3回 (9/25):講義「態度変容・行動変容のエビデンス」 オンライン 第4回 (10/16):ディスカッションパート リアル開催 第5回 (10/23):講義「差別化戦略のエビデンス」 オンライン 第6回 (11/6):講義「価格戦略・価格プロモーションのエビデンス」 オンライン 第7回 (11/20):講義「商品戦略・ブランドポートフォリオのエビデンス」 オンライン 第8回 (12/11):ディスカッションパート リアル開催 第9回 (12/18):講義「STP、ブランドイメージ、パーセプションのエビデンス」 オンライン 第10回 (1/8):講義「メディアプラン、クリエイティブのエビデンス」 オンライン 第11回 (1/22):講義「広告予算・マーケティングROIのエビデンス」 オンライン 第12回 (2/12):ディスカッションパート リアル開催 第13回 (3/19):最終課題優秀者発表・終了式 リアル開催 ※講義パート:18:00開始を予定(2~3h) ※ディスカッションパート:14:00-17:00を予定(3h) ※また、講義パートについては、それぞれ2回の予備放送日がございます。 | |
形式 | ハイブリッド形式(オンライン講義+オフラインでのディスカッション・ワークショップ) | |
対象 | 事業会社やメーカーでマーケティング業務にかかわる方 | |
参加費 | 一般:600,000円(税抜)/1名様 EBMI会員社:500,000円(税抜)/1名様 | |
申込期限 | 2025年8月12日(火) 23:59まで | |
プレミアム会員特典 | EBMIプレミアム会員は、毎年1名様無料で本コースにご参加いただけます。 |