活動内容
日本エビデンスベーストマーケティング研究機構(EBMI)では、事業会社のCMOクラスの方とアカデミアにより構成される「研究振興評議会」と、テーマ別の研究を推進する「研究分科会」、この2つが中心となって研究活動を進めて参ります。
マーケティングには、日々の業務で頻繁に直面するにも関わらず、個人や個社では解決が難しい課題がたくさんあると思います。EBMIの研究は、そういったマーケターの実務的な課題がスタート地点となります。

例えば今ならCEPが流行っているわけですが、それを「どういうふうに実務に落とし込んで行けばいいのか」という所で悩まれているマーケターさんは結構多いです。では、それに対して「CEP研究分科会」みたいに、EBMIの中に研究チームを立ち上げるわけです。そこで海外の先行研究や論文を参考にエビデンスを集めて、日本の購買データで実証研究を行い、再現性を検証します。
そうした研究成果は、研究振興評議会で審査を受けます。つまり、その研究が実務の役に立つのか、ビジネスインパクトを生み出せるのかといった観点から、現役のCMOにレビューしてもらうわけです。
そのようにしてレビューを通過した研究成果は、記事や動画などの学習リソースとして会員に共有します。このように学びを蓄積して、エビデンスベーストマーケティングの考え方を広めていこうというわけです。

